2023.10.14
7月13日に行われた「教科横断day」が読売新聞オンラインの中学受験サポートに掲載されています。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/support/information/CO036580/20231006-OYT8T50026/
この日は教科横断dayとして高校1年生全員と高校2年生の希望者が参加しました。
様々な専門性を持った教員同士が共同で授業をおこない、普段の教科学習とは異なる視点からテーマ学習をおこなうことで文理選択を控える高校1年生の幅広い学問的視野を持つきっかけにしてほしいと企画されました。
統一テーマは「環境」でした。「環境」という言葉は、本校の教育の基礎を築いた市川源三先生がenvironmentの訳語として使用した言葉です。今回は身のまわりで起きている出来事に関心を持ち、視野を広げ、自分事として考える、という社会的な環境という意味と、としてとらえ、各教科の先生が様々な講座を開講しました。開講された講座は24名の教員による以下の11講座です。
1限
【英語×社会】テクノロジーは私たちの暮らしをどう変える?〜産業革命は歴史じゃない〜
【環境】海洋プラスチック(マイクロプラスチック)問題~調査記録から世界や日本の現状を分析してみよう!~
【山と生き物】雷鳥の保護
【自然科学】エネルギーを科学する~エネルギーって何?どこから来たの?~
【数学×家庭科×経済学】正しい選択って何?~人は何を基準に選択をするのかを科学する!~
【理科×社会】原発を探究する~原発の二面性と未来への選択~
2限
【英語×社会】コスメから考える企業の社会的責任とSDGs
【芸術×社会】豪雪の里山でなぜ国際芸術祭は成功したのか~観光×アート×地方創生 大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレの話~
【社会×理科】人は何を食べてエネルギーを得てきたのか
【社会×英語×専門家】人が人として生きるには〜国際協力の現場から〜
【労働・育児】《対談》働きやすい職場環境、家庭環境とは~保健や制度の側面から~
生徒は開会式のあと希望した講座の教室に足を運び、それぞれの講座を聞きました。どの講座も大変興味深く、普段の授業では学ばないような内容もありました。「物事が何か特定の分野に限定されるものではなく、さまざまな角度から見ることができることに改めて気がつきました。自分の進路についてもいろいろなアプローチ方法があると思うので考えてみたいです」といった感想が聞かれました。